男子U23車いすバスケットボール世界選手権(タイ=9月7~16日)で、U23日本代表メンバーで金メダルを獲得した知野光希(20=新潟医療福祉大3年、新潟WBC)と肥田野篤史アシスタントコーチ(39=新潟WBC)が9月30日、県バスケットボール協会の栗山敏昭会長(63)を優勝報告のため表敬訪問した。同会長は「日本はどのカテゴリーでもワールドチャンピオンになっていなかった。誇らしい」と2人をたたえた。

中学3年時からU23日本代表として活躍している知野は「金メダルを目標に定めていたから、うれしいけれどホッとした」と話しながらも視線は次に向いている。「目標とすべきところはA代表。24年パリ・パラリンピックを狙う」と話した。今日1日から始まる天皇杯2次予選(仙台市)に新潟WBCメンバーとして出場。すでにパリに向かって始動していた。