昨年大会優勝の東海大大阪仰星が、74-0の大勝で4大会連続22度目の花園切符を手にした。雨でスリッピーなコンディションでもボールを積極的に動かすラグビーで12トライを量産した。
湯浅大智監督(41)は、途中交代でリザーブ8人を投入しながら、最後まで緩みないプレーを見せたことに納得顔を見せながら「(トライの)結末がまだ丁寧じゃなく、雑。(攻守両面で)より一層精度を高めないといけない」と話した。
花園で秋田工、目黒、相模台工、啓光学園、東福岡、桐蔭学園に続く戦後7校目の連覇に挑む。チームとして過去5回、監督として4回阻まれた“壁”に「昨年から選手も変わっているし、今年は今年」と言いつつ「もちろん挑戦は挑戦。生徒は“連覇”という言葉に縛られず“自分たちしかできんなら、やったろうぜ”と思ってほしい」と期待をかけた。
昨年度は「不朽の仰星」と掲げたチームスローガンを、今年は「響(ひびく)」にした。発案者のフランカー松沼寛治主将(3年)は「みんなの親や、お世話になっている方々に、自分たちから響かせたい。そういう思いです。まず僕たちが発信することが大事。最初はチームリーダーしかできなかったけど、今は部員全員ができるようになってきました」という。激しく実直なプレーで周囲を巻き込み、盛り上げながら本番に照準を合わせていく。


