GP第4戦英国大会5位の壷井達也(19=シスメックス)が、自己ベストの更新を目指す。

前戦でGPデビューを飾り、1度は日本に帰国。前日23日にフィンランド入りし「寒いですね。雪は今年初めて見ました。(午後)3時半ぐらいに日が落ちて、ずっと夜みたいな感じですよね」とほほえんだ。

日本ではスケート靴の調整に苦労したという。すねに当たる「ベロ」が弱くなり、フィンランドへの出発当日に交換した。慣らすのに普段は2~3日を要し、アクセルを跳ぶ際に気になるという。それでもフリー曲をかけての通しで3回転半を2本降り「不安要素は、もうないかなと思います」と手応えを得た。

現在の自己ベストは3位に入った22年世界ジュニア選手権で、ショートプログラム(SP)79・15点、フリー154・57点、合計233・82点。GP2戦目となる今大会に向けて「まずはイギリス大会の5位以上、世界ジュニアの自己ベストを超えたいです」と目標を掲げた。(エスポー=松本航)