フィギュアスケート女子で北京五輪(オリンピック)代表の河辺愛菜(18=愛知・中京大中京高)が来春、中京大に進学する意向を示した。

3位に入ったグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦フィンランド大会のフリーから一夜明けた27日、エスポーの会場でエキシビション前に取材対応。今月に同大学のスポーツ科学部の受験を済ませ、現在は合否発表を待っている状況という。

中京大は過去に10年バンクーバー五輪銀メダルの浅田真央さん、04年アテネ五輪陸上男子ハンマー投げ金メダルの室伏広治氏らが卒業している。

河辺の次の大舞台は全日本選手権(12月21~25日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)となる。世界選手権(23年3月、さいたまスーパーアリーナ)などの切符が懸かる日本最高峰の大会に向け「できれば全日本でフリーだけでも挑戦したい気持ちで練習しています」とトリプルアクセル(3回転半)の“復活”にも意欲を示した。【松本航】