尾道(広島)がBシードの長崎北陽台に競り負け、準々決勝進出を逃した。

勝つか負けるか。ラストワンプレーが明暗を分けた。15-17で迎えた後半終了間際。左中間15メートルでペナルティーゴールの決定機が訪れる。キッカーを任されたFB寺田結(3年)は「1本決めて絶対に勝つ。仲間ともう1度(花園の)第1グラウンドに立ちたい」。決めれば、勝利はほぼ確実の場面。自らを必死に奮い立たせた。

だが、無情にもボールはゴールポスト右へとそれる。その直後、ノーサイドの笛が鳴り響き、尾道フィフティーンは泣き崩れるしかなかった。

寺田は「ここぞで決めたかった。自分の力不足で努力が足りなかった。仲間のみんなには申し訳ない思いで…」と涙が止まらなかった。

田中春助監督は「勝たないといけないプレッシャーがあったのかな。僕の経験値のなさです」と肩を落とした。

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