世界ランキング7位の男子日本代表「龍神NIPPON」が、同5位で東京五輪金のフランスに3-1で逆転勝利を収め、開幕4連勝を飾った。途中出場のオポジット宮浦健人(24)が、13得点の大爆発。昨年7月のVNL準々決勝、9月の世界バレーで苦杯をなめた強豪に、リベンジを果たした。
これまで出場機会に恵まれなかった背番号4が、開幕4連勝のキーマンとなった。セットカウント2-1で迎えた最終セット、スタートから起用された宮浦が気を吐いた。
サービスエースを連続で決めて主導権を握ると、同点に追い付かれた苦しい場面では強烈なスパイクで流れを変えた。このセットだけで10得点。「準備はしていたので後はやるだけだと思った」と、初々しい笑顔で振り返った。
フランスからは、16年のリオ五輪予選以来となる約7年ぶりの白星。「会場の雰囲気もすごくエネルギーになった。今日は…今日も、いいゲームでした。今日も、今日もいいゲームでした!」と、満員の会場で叫んだ。
21年に初めて代表入り。22-23年シーズンはポーランドのリーグで研さんを重ねた。同国を視察に訪れたブラン監督は「成長ぶりに目を見張るものがあった」と見込んだ。同じオポジットで左のエース西田が「剛」なら、宮浦は「柔」。ブロックの間を抜くテクニカルな攻撃で東京五輪金メダルを翻弄(ほんろう)した。
キャプテンの石川は「誰が出ても勝てるチーム」と語る。宮浦がその言葉を体現する活躍で、目標のベスト4へ日本を加速させた。
名古屋大会を4勝無敗の1位で締めた日本。フランスに移動し、20日には同16位のカナダと対戦する。


