宇都宮ブレックスの村岸航(26)がB1リーグ初得点をマークし、開幕戦勝利に貢献した。
第2Qに群馬の八村からオフェンスファウルを誘発。そこで得た攻撃のチャンスでゴール下に切れ込み、レイアップシュートを決めた。「遠藤さんが良いパスを出してくれたおかげです」と謙虚に振り返った。
昨季1年間、練習生で下積みし、今季から選手契約をかわした。9月24日の天皇杯三遠戦でプロ初得点を上げ、リーグ開幕戦で早速B1初得点。栃木県内の開催試合としては史上最多5624人の観衆がつめかけたが、「特に緊張はしませんでした。緊張するタイプなんですけど、プレシーズンマッチと天皇杯を経験して耐性ができたのかな」と笑った。
佐々宜央(さっさ・のりお)ヘッドコーチは「今日は村岸をたたえたい。あのレイアップシュートは簡単じゃないですよ。おれが新人だったら、ああはできない」とほめた。「そのあとに大きなミスが2つ(ターンオーバーとファウル)あったけど、1個1個ステップアップしていけばいい。彼は大学時代(筑波大)もプレータイムは少なかったけど、素晴らしい素質を持っていた。日本にはまだまだ才能が埋没している。そういう選手たちの希望になれる」と続けた。
村岸も「今日の出来は45点です。半分以上はだめでした」と振り返った。26歳の遅れてきたルーキー。佐々HCは期待を込めて「これからも非常に厳しく指導する」と話していた。


