宇都宮のお祭り男、渡邉裕規(35)が大爆発し、開幕2連勝を呼び込んだ。

第1クオーター(Q)だけで3本の3ポイント(P)をシュートを決め、群馬の出ばなをくじく。流れが一時停滞した第3Qには、目の覚めるような3Pを入れてチームにカツを入れた。6度試投し、5本を決める活躍。今季2試合目にして早くも「ナベタイム」を発動させた。

群馬の水野ヘッドコーチは「第1Qで流れをもっていかれてしまった。要所要所で渡邉選手にやられた」と脱帽した。渡邉は7日の開幕戦でも3Pを1本決めており、2試合で9度試投し、6度成功。成功率は66・6%に上る。

「相手はタレントぞろいだから勢いに乗せたらやっかい。連勝はうれしい限り」と話した。しかし、佐々宜央(さっさ・のりお)ヘッドコーチ(HC)によると、開幕直前の対人練習では3Pが全く入らなかったという。

今季はチーム全員で3Pを狙い、成功率を高めていくことを目指している。佐々HCは「ナベには、今年は『なぜあそこで打たなかったんだ』とおれに言わせるなと言った。打てる時は絶対打てと」と背中を押した。渡邉も「練習でバンバン入って試合で1本も入らないことだってある。技術的には1ミリも変えていないよ。インサイドの選手が体を張って、打ちやすい状況をつくってくれていることに感謝したい」と続けた。

選手がそれぞれの持ち味を発揮して開幕2連勝。佐々HCは「チームとして勝利に貪欲だったことは良かった。ただ、このメンバーなら、まだまだ素晴らしいバスケットができる。常にそこを追いかけていきたい」と話していた。