昨季の全日本ノービスBを制した金沢純禾(11=木下アカデミー)が100・45点をマークし、ノービスA(6月30日時点で満11~12歳)で初優勝を飾った。近畿選手権(9月28日~10月1日)では99・37点だったが、今大会では出場選手で唯一となる100点超えをマーク。「今回は100点を超えられてすごくうれしいです」と笑顔でかみしめた。
冒頭のルッツ-トーループの連続3回転ジャンプを決めると、ループ、フリップ、サルコーを含めた5種類の3回転ジャンプに成功。5本目でも3回転ルッツ-ダブルアクセル(2回転半)-2回転トーループの3連続ジャンプを決め、「近畿選手権では緊張していたが、今日はリラックスして臨めた」とうなずいた。
今季のプログラムは映画「E.T.」。8月中旬の木下トロフィー争奪大会では「表現が難しい。シーズンを通して研究していければ」と話していたが、その後はDVDで何度も映画を視聴し、イメージを膨らませてきた。煌々(こうこう)とした星空を表現するため、練習からキレのある動きも意識。この日はスピン全てでレベル4を獲得し「上達できて良かった」とうなずいた。
目標は同じ木下アカデミー出身で、昨季の世界ジュニア女王の島田麻央(14)。金沢は3歳年上の先輩が21年全日本ノービス選手権で120・03点をマークしたことに触れたうえで「私は来年もノービスAの大会に出るので、トリプルアクセルを降りたい。プログラムコンポーネンツも伸ばしていきたいです」とさらなる進歩を見据えた。【藤塚大輔】


