ラクロスが28年ロサンゼルス五輪(オリンピック)の追加競技に採用されたことを受け、日本ラクロス協会は31日、都内で記者会見を開き、元サッカー日本代表の中沢佑二さんが登壇した。

ラクロスは1908年ロンドン大会以来、120年ぶりの採用となる。中沢さんは長女こころさんと、次女ねがいさん(ともにルイビル大)の影響で競技と関わっている。今月16日に国際オリンピック委員会(IPC)によるIOC総会で採用が決定した瞬間は「ハラハラドキドキしながら、ずっとネットを見ていました。『やっときた!』という思いでした」と興奮気味に振り返った。

長女が中学でラクロス部に入部したことがきっかけで、競技にのめり込むようになった。「娘が選んだ道なので応援したい。何かアドバイスをしたいと思った時には、自分が知らないといけない」との思いから、部活の練習に足を運んだり、ルールブックを熟読したりして見識を深めた。現在もラクロスの競技普及に力を注いでおり「日本代表のコーチのポジションは虎視眈々(たんたん)と狙っています」と秘めた思いを明かした。

本年度のラクロスの全日本選手権は、例年12月の東京・江戸川区陸上競技場での開催からフルリニュアールし、1月14日に横浜スタジアムで「ABSOLUTE ONE(A1)」の名称のもとで行われる。中沢さんはA1公式ナビゲーターに就任し、当日はゲスト解説を務める予定。「僕自身もできることを最大限していきたい。今からSNSを含めて頑張りたい。皆さん、僕のインスタをチェックしてください」と呼びかけ、「ラクロスとは夢です。ラクロスに情熱を注がないといけないし、本気でやっていかないといけない責任感もある。日本で一番ラクロスに情熱を注いでいる男として活動していきたい」と抱負を語った。

◆ラクロス 北米の先住民に親しまれ、17世紀に欧州からの入植者が取り入れて競技として発展。先端にネットが付いた「クロス」と呼ばれるスティックで球を操り、ゴールを狙って得点を競う。1904年セントルイス、08年ロンドン両五輪で実施。2028年五輪と同じ6人制で争った昨年のワールドゲームズで、日本男子は銅メダルを獲得した。

◆佐々木裕介理事長「ラクロスが五輪競技復活の挑戦の機会を得ました。この競技が新しい世代に普及していくことを願ってやみません」