【北京=藤塚大輔】初出場でショートプログラム(SP)3位の上薗恋奈(13=LYS)が、3位で表彰台に立った。

フリー128・59点を記録し、合計196・46点。ともに自己ベストの演技を終え「すごく楽しんで滑れたので、良かったのかなと思います」とほほえんだ。

冒頭のルッツ-トーループの連続3回転から、ジャンプ7本を全て出来栄え点(GOE)で加点をつけて着氷。要素間のつなぎにも細かな振り付けを織り交ぜ、完成度の高い作品を披露した。笑顔で観客に手を振り、樋口美穂子コーチからは「前の点数より少し上がったね」とねぎらわれた。

シリーズ2戦上位6人が出場する今大会は日本勢3人、韓国勢3人。自身もこれまで表現面で、10年バンクーバー五輪(オリンピック)金メダルの金妍児(キム・ヨナ、韓国)の目つき、指先の使い方を参考にしてきた。大会中も周囲を見て「スケーティングがすごくきれい。自分もそういうスケーティングができたら良いなと思います」と韓国勢から刺激を受けてきた。

ジュニア1年目で上り詰めたファイナルの舞台。前日7日のSP後に「自分の魅力を発揮して楽しく滑れるように頑張りたいと思います」と誓った通り、今の力を出し切った。次の大舞台はジュニアからの推薦で初出場となる全日本選手権(20~24日、長野)。成長著しい13歳は「この大きな舞台で自分の演技ができたというのは、すごく良かった。また次につなげていきたいと思います」と意気込んだ。