史上初のリーグ戦7戦全敗で最下位に低迷し、入れ替え戦に回った関西の伝統校・同志社大がAリーグ(1部)残留を決めた。

“ヘラクレス軍団”と呼ばれた大阪体育大(Bリーグ1位)とのかつての名門対決。80年代から90年代前半まで両校は関西リーグで優勝を争った歴史があり、会場のメイン席はギッシリ埋まった。

前半10分すぎ。同大はWTB岩本総司(2年=常翔学園)が先制トライを挙げると、その後はモールで圧倒した。かつては「FWの大体大」と「BKの同志社」の構図だったが、同15分頃には同大が20メートル以上をモールで押し込んで反則を奪い、2本目のトライを決めると、同20分すぎにも再びモールから加点した。

白と黒の横縞のジャージーの大体大は防戦一方となり、前半だけで同大が5トライ5ゴール1PG。SO嘉納一千(4年=大阪桐蔭)が全てのキックを決めた同大が38-0とリードして折り返した。

後半開始すぐにも同大がトライを奪って一時は45-0と一方的な展開になるも、そこから大体大が底力を見せた。ラインアウトからFWで1本返し、同10分すぎには自陣からつないで反撃。後半に3トライで会場を沸かせた。

後半だけを見れば同大の24点に対し、大体大は21点と接戦になった。しかし、前半の失点が響き、大体大は19年度以来のAリーグ復帰を逃した。