日本(世界ランク3位)が8強を決め、パリオリンピック(五輪)団体戦の出場権(3枠=シングルス2枠を含む)を獲得した。

オーストリア(同32位)に3-0で勝利。エース張本智和(20=智和企画)、篠塚大登(20=愛知工大)の五輪代表コンビに加え、16歳の松島輝空(木下グループ)が躍動した。準々決勝は10連覇中の中国戦となり、張本は「このメンバーで勝てると信じている。3人、ベンチを含めて、チーム全員で頑張りたいです」と意気込んだ。

先手を取られても、張本が流れを引き寄せた。レベンコとの第1試合。第1ゲーム(G)を8-11で落としながらも、11-7、11-7、11-8で逆転した。相手のボールにカウンターで合わせるなど対応し、多彩な引き出しで主導権を握った。「年齢的にも実力的にも、引っ張っていけるようになるのかなって思います」。その言葉通り、結果でエースの貫禄を示した。

バトンは同い年の篠塚が受け取った。第2試合で45歳のガルドシュと対戦。第2Gこそ落としたが、実力者を相手に第3~4Gを連取した。勝負どころでの強気の攻めも実り、冷静な男がほえた。日本から出発前の記者会見では「クールなイメージと言われるが、気迫のあるプレーをして、熱い“しのぴ”を見てほしい」。有言実行の戦いぶりで最年少の16歳へつないだ。

パリ五輪メンバーの張本、篠塚、インフルエンザ明けの戸上隼輔(22=明治大)がベンチから見守る中、松島は第3試合で勝負を決めた。強気の攻めで3-0(11-4、11-3、11-6)と寄せ付けず「今日の試合は100点だと思います」と喜んだ。

準々決勝は世界ランク1位の中国戦。最強の相手に対し、今の全力をぶつける。