関東大学ラグビー対抗戦で4連覇を目指す帝京大が、夏の敗戦を起爆剤にする。
2日は対抗戦開幕を前に相馬朋和監督(47)とフランカー青木恵斗主将(4年=桐蔭学園)が、都内で開かれた共同会見に出席。7日の日体大戦(神奈川・秋葉台公園球技場)から始まるシーズンへ、青木は「まずはチームとしてつながる。個人では勝てない。15人が同じ景色を見られることが一番。その前提でコンタクトで勝ち続けることが、試合の勝敗を左右する」とキーポイントを挙げた。
8月の長野・菅平合宿では早稲田大に14-38で敗戦。強みの接点で後手に回り、相馬監督は「青木があまりにもいいので、僕自身も頼っていた部分がある。夏合宿の早稲田さんとの試合ですごく感じた。コーチとして反省しかなかった。『こんなにも私はするべきことをしてこなかったのか』と思った。それぐらいはっきりと大田尾(竜彦)監督、早稲田大学の意志を感じたゲーム」と振り返った。
再確認したのは強みのフィジカルだったという。3日後の8月21日には昨季関西2位の天理大を48-21で圧倒し、25日の明治大戦も31-28で競り勝った。相馬監督は「いかに我々が彼らのマインドセットを整えてあげられる練習をするのか。そこが肝になる」と教訓にし「成長を続けること。進めば進むほど、成長を加速させること。それは我々の強みに寄っていること。そうすれば優勝にたどり着けるし、そこが狂うと、たどり着けずに終わると思う」。王者として臨むシーズンを見据えた。【松本航】


