競泳の日本選手権が19日から4日間、東京アクアティクスセンターで行われる。今回は8月のパンパシフィック選手権(米国)と9月の愛知・名古屋アジア大会の代表選考も兼ねており、派遣標準記録の突破を狙うトップスイマーたちが国内最高峰の舞台でしのぎを削る。女子の注目種目と有力選手を紹介する。

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自由形は、派遣標準突破を目指して、ハイレベルなレースを展開する。

50メートルは日本記録保持者の池江璃花子(横浜ゴム)が筆頭。日本記録と近い24秒中盤をたたき出して代表入りを狙う。100、200メートルは池本凪沙(TASC)が中心。400、800、1500メートルは梶本一花(枚方SS)の独壇場が予想される。オープンウオーターとの二刀流の蝦名愛梨(ミキハウス)も注目株だ。

背泳ぎは、世界選手権400メートル個人メドレーで銀メダルの成田実生(ルネサンス)が200メートルにエントリー。2分9秒台の自己ベストを出せるかが注目だ。

平泳ぎは50メートル日本記録保持者で35歳のベテラン鈴木聡美(ミキハウス)が3種目で異彩を放つ。100メートルの自己ベスト1分5秒53はすでに代表の派遣標準記録を上回るタイム。日本新でのフィニッシュを狙う。

バタフライは、パリ五輪代表の平井瑞希(TOKIOインカラミ)が留学中のため不在。50、100メートルは池江が中心となりそうだ。200メートルは高校1年生の石塚宇海(セントラル福生)と国際大会経験豊富な牧野紘子(あいおいニッセイ同和損保)らの争いが予想される。

個人メドレー2種目は成田に注目。いずれも代表の派遣標準記録を上回るタイムを保持しており、200メートルで2分8秒台、400メートルで4分32秒台の記録にどこまで届くかがポイントとなる。また、400メートルでは小堀倭加(あいおいニッセイ同和損保)もトップをうかがう。