陸上の世界選手権(15日開幕・ベルリン)に出場する日本代表の結団式が5日、東京都内のホテルで開かれ、男子主将に指名された棒高跳びの沢野大地(千葉陸協)は「昨年の(北京五輪男子400メートルリレーの)メダルに負けないような飛躍を目指し、最高のパフォーマンスを実現したい」と決意表明した。

 沢野とともに女子主将として壇上に立った400メートル障害の久保倉里美(新潟アルビレックス)は「2012年ロンドン五輪につながる最初の大会。最高のパフォーマンスをしてきたい」と抱負を述べた。

 初代表が57選手中27人を占めることもあり、日本陸連の河野洋平会長は「成長ぶりをベルリンで示してこそ本物」と激励。監督を務める高野進強化委員長は「何としてでもメダル1つは持ち帰りたい」と意気込んだ。