ロンドン五輪柔道男子60キロ級で銀メダルを獲得した平岡拓晃(27=了徳寺学園職)が現役続行に意欲を見せていることが16日、分かった。了徳寺学園の山田利彦監督は「2年前のアジア大会で痛めた右膝を手術してからですが、本人はまだ世界一になっていないので、なりたいという思いが強い」と、来年以降の世界選手権代表を狙う考えを明かした。平岡はこの日、千葉県庁で行われた表彰式に出席し、県知事賞を受賞した。「4年前の北京五輪ではメダルも取れなかったので、今回初めて賞をいただいてものすごくうれしい。励みにまた頑張っていきたい」と、新たな決意を語った。