高林祐介(23)、深津卓也(23=旭化成)、宇賀地強(23=コニカミノルタ)という駒大出身の新人トリオの走りが注目される。3人の中では学生時代から宇賀地が一歩リード。高林は「宇賀地は負けず嫌いの固まりみたいな選手ですが、やすやすと負けず嫌いを達成させたくない。同じ区間で白黒つけたい」と、ライバル意識をむき出しにした。一方、旭化成の宗猛監督(57)は「深津が(内容的に)2人を上回るような走りができれば、うちが優位になる」と分析。駒大出身のライバル3人の走りが、勝負の行方を大きく左右しそうだ。