神戸製鋼が宗像サニックスを69-5で下し、レッドカンファレンス(8チーム)で首位に浮上した。神戸製鋼は前半9分にSHアンドリュー・エリス(34)が先制トライを挙げると、前半終了までに計5トライ2ゴールと突き放した。後半も天理大から今季加入し、先発デビューしたWTB井関信介(23)が初トライを奪うなどし圧倒した。

デーブ・ディロン・ヘッドコーチ(43)は「地震後、再度北海道で試合ができて良かった。これだけの点を取れたのはよかった。最初から最後まで得点を重ねられた」と話した。

試合は9月8日に開催予定だったが、6日未明に発生した北海道胆振東部地震によって延期していた。試合前には両チームの選手が15秒の黙とうをささげていた。