日本相撲協会は夏場所初日の10日、今場所の新弟子検査合格者12人を発表した。

 昨年の国体成年を制して幕下15枚目格付け出し資格を得ていた日体大出身の宮本泰成(境川)ら第1検査の体格基準(173センチ、75キロ以上)を満たした10人と、体の小さな希望者が対象で体力テストも伴う第2検査(167センチ、67キロ以上)を通った2人が内臓検査もパスした。

 宮本と外国出身者2人を除く合格者は3日目から前相撲を取る。外国勢はビザ取得後の名古屋場所で初土俵の予定。

 合格者は次の通り。

 ▽佐藤大(22)宮城県名取市出身、時津風部屋、182センチ、129キロ▽相坂卓(22)青森県十和田市出身、阿武松部屋、177センチ、115キロ▽加藤龍也(16)名古屋市南区出身、武蔵川部屋、179センチ、155キロ▽松尾龍太郎(15)岐阜市出身、松ケ根部屋、191センチ、157キロ▽藤波勇(15)兵庫県伊丹市出身、玉ノ井部屋、179センチ、95キロ▽宮本泰成(22)兵庫県高砂市出身、境川部屋、187センチ、138キロ▽ガンバタール・ムンクサイハン(17)モンゴル・ウランバートル出身、九重部屋、182センチ、88キロ▽ダニエル・イバノフ(22)ブルガリア・ソフィア出身、田子ノ浦部屋、189センチ、150キロ▽松岡貴則(18)高知県越知町出身、友綱部屋、177センチ、77キロ▽吉岡裕二(22)大阪市住吉区出身、友綱部屋、179センチ、79キロ▽森友太(16)埼玉県三郷市出身、貴乃花部屋、167センチ、107キロ▽水田雄大(16)東京都台東区出身、田子ノ浦部屋、167センチ、67キロ