水泳の第14回世界選手権は16日、上海で開幕する。初の中国開催となる大会には181カ国・地域から約5700人の選手、役員が参加する見通しで、1年後のロンドン五輪を占う前哨戦となる。

 15日は、飛び込みとシンクロナイズドスイミングの日本勢が会場で調整した。北京五輪以来の主要国際大会となる飛び込みの寺内健(30=ミキハウス)は「この場に立てることが幸せ。でもそれだけで終わったら駄目」と引き締まった表情で話した。

 16日は飛び込みが始まり、女子シンクロ板飛び込みに中川真依(金沢学院大大学院)渋沢小哉芳(セントラルネクスト21)組が出場する。シンクロナイズドスイミングは17日に、日本選手が金メダルを獲得すればロンドン五輪代表に決まる競泳は24日にスタートする。