水泳の世界選手権に出場する競泳の米国代表チームが23日、記者会見し、男子で北京五輪8冠に輝いたマイケル・フェルプスは「(現役生活は)あと残り1年だ。来年の五輪と、その後に新しいことに挑戦することを楽しみにしている」と話し、ロンドン五輪後に引退する意向をあらためて示した。

 今大会はいずれも北京五輪で金メダルに輝いた個人4種目にエントリーしている。松田丈志(コスモス薬品)の挑戦を受ける200メートルバタフライでは今季、本調子ではなかったが「泳ぎがスムーズになってきた」と自信を見せた。

 男子200メートル背泳ぎの北京五輪王者ライアン・ロクテはライバルの入江陵介(イトマンSS)に触れ「完璧なフォームで泳ぐ選手。いいレースになる」と気持ちを高めた。