<水泳世界選手権:競泳>◇27日◇上海

 男子100メートル自由形予選の藤井拓郎(コナミ)は、全体の21位で落選した。「前半から積極的にいかないと、準決勝には残れない」と力んだ分、得意の後半に伸びがなく「自分でも疲れているのが分かった」と肩を落とした。

 競泳初日の400メートルリレー予選の第1泳者で高速水着禁止後では100メートル自由形の自己最高という48秒88で泳いだ。準決勝に進出した選手で最も悪いタイムが48秒93と知ると「進出ラインは48秒6ぐらいだと思っていた。もったいない」と自らのふがいなさに唇をかんだ。