<水泳世界選手権>◇28日◇上海

 競泳女子200メートルバタフライで20歳の星奈津美(スウィン大教)が、自身の日本記録を更新する2分5秒91で4位と健闘した。非五輪種目の同50メートル背泳ぎは寺川綾(ミズノ)が27秒93の2位で日本勢3つ目のメダルを獲得した。

 男子200メートル平泳ぎ準決勝の北島康介(日本コカ・コーラ)はトップの2分8秒81で29日の決勝に進んだが、冨田尚弥(中京大)は敗退した。

 男子200メートル個人メドレーはライアン・ロクテ(米国)が高速水着禁止以降、長水路(50メートル)で初の世界新となる1分54秒00で制し、堀畑裕也(日体大)は1分59秒52の8位だった。

 男子200メートル背泳ぎ準決勝の入江陵介(イトマンSS)は1分55秒96の全体2位で、渡辺一樹(セントラルスポーツ)は1分57秒97の同7位で、女子200メートル平泳ぎ準決勝の金藤理絵(Jaked)は2分25秒41の同7位で決勝に進んだ。

 女子800メートルリレー予選の日本(上田、伊藤、松本、山口)は7分57秒82の全体の9位で12位までに与えられるロンドン五輪出場枠を獲得したが、決勝に進めなかった。

 水球男子の日本はルーマニアを18-15で下し過去最高の11位となった。