<水泳世界選手権>◇第13日◇1日◇バルセロナ◇男子200メートル背泳ぎ準決勝

 男子200メートル背泳ぎで優勝を狙う入江陵介(イトマン東進)は準決勝1組で余裕を持ってトップになり「組の1番になろうと思っていた」と満足感を漂わせた。

 2009年と11年の世界選手権、昨年のロンドン五輪でいずれも2位と、あと1歩のところで頂点を逃し続けてきた。「(表彰台からの)景色がなかなか変わらないなあ」と嘆いた五輪から1年。苦手の潜水スタートを強化してきた23歳のスイマーは決勝に向け「一発、決めたい」と自らを奮い立たせた。