日本ハムの新外国人で台湾の「大王」こと王柏融外野手(25)が21日、札幌ドームで入団会見に臨んだ。

冒頭は日本語で「みなさん、こんにちは。私はワン・ボーロンです。よろしくお願いします」とあいさつ。続けて中国語で「とてもワクワクして、期待しています。素晴らしいパフォーマンスを札幌ドームでお見せしたいです」と話した。20日に来日した。北海道の印象を問われて「第一印象は、とても寒い(笑い)。台湾では雪が降ることはないので、たくさんの雪を見られてうれしい」と笑顔を見せた。

日本ハムで気になる選手を問われて「近藤選手です。U21の時に対戦して、4番を打っていたので、とても印象に残っています」。14年に開催された21歳以下の選手によるワールドカップで日本代表の4番を務めた近藤の名前を挙げた。王柏融も台湾代表で出場していた。

19日に台湾で行われた入団会見に続いて、この日の会見にも同席した栗山英樹監督(57)は「チームが日本一になるために来てくれた。本当にうれしくてたまりません。最高です」とあらためて喜びを語った。