阪神の抑えを務める久保康友投手(32)が29日、1軍出場選手登録を抹消される見通しになった。

 この日は午前中から2軍ナインが練習する西宮市内の鳴尾浜球場に姿を見せ、ブルペン投球などを行った。練習後「状態が良くて、やられているので」と話した。28日の楽天戦では1点リードの9回に登板し、3連打を浴びる乱調で3失点。逆転負けの原因になっていた。前回登板の22日ロッテ戦(QVCマリン)でも9回に2点リードを追いつかれ、2戦連続で救援に失敗していた。28日には福留孝介外野手(36)が左膝手術を受けて長期離脱。主力が相次いで1軍本隊から消え、首位をうかがうチームは戦力整備を迫られている。