阪神和田豊監督(51)が、「病気」の黄金右腕を心配した。22日は甲子園で一部選手による指名練習を行った。本来ならば登板2日後でオフのはずの藤浪も参加。「休日返上」の声を聞いた指揮官は「あるか、休日なんか!」と笑み交じりに答えた。

 20日のオリックス戦では制球が定まらず、プロ入り最短の2回でKOされた。次回26日ロッテ戦(甲子園)へ向けて、急ピッチで修正していく。「スランプとは言わないけど、何が悪いか分からない状態じゃないから。病気と一緒で、ここがこうというのは分かっているからね。あとは薬を飲むなり、治療するなりで、いい方に向かっていくわけやから」と独特の言い回しで期待していた。