<中日2-2広島>◇28日◇ナゴヤドーム
広島大竹が大役を務めきった。初の開幕投手として中日川上とわたり合った。ポスト黒田(ドジャース)にふさわしい114球、8回1失点だった。「重圧のかかる試合で自分の投球ができて自信になった。途中からは落ち着いて投げられました」。ホッと息をついた。
3回に川上に痛い同点ソロを浴びたが4回からは5イニングを1安打。6回2死一塁ではウッズを空振り三振にとり、右手を突き出すガッツポーズ。気迫でも川上に負けていなかった。
昨年11月29日の投手会の宴席。メジャー行きを公表した黒田から「おまえがしっかりやれ。重圧を乗り越えたら強くなれる」とエースの座を禅譲された。前日27日には黒田に「明日投げます」とメールを入れた。この日の試合前、黒田からの電話を受けた水本ブルペン捕手を通じて「頑張れ」と一言で激励された。
勝利はつかめなかったが新エースとして力強い一歩を踏みしめた。【柏原誠】




