<楽天1-4ソフトバンク>◇6日◇Kスタ宮城

 ソフトバンク王監督のラストゲームは最下位決定戦となった。負ければ12年ぶりの最下位が決まった楽天戦に快勝。64勝76敗3分けとなり、5位楽天と数字でも並んだ。7日の楽天戦に勝つか引き分ければ、最下位を脱出してゴールできる。王監督は「明日(7日)は(楽天と)お互いに決勝戦みたいなもの。こちらとしてはいい弾みをつけられたし、いい形で最後を飾りたいね」と勝利を願った。

 選手がやっと奮起した。5回2死満塁からプロ6年目の金子が中前適時安打を放ち、2点を先制。6回には田上の4号2ランで追加点を奪った。先発新垣が8回を1失点に抑えれば、最後は抑えの馬原が通算100セーブとなる今季11セーブ目で締めくくった。

 いよいよ王監督がユニホームに別れを告げる。シーズン後のファン感謝イベントでもユニホームを着る意思はない。今3連戦には兄鉄城さんが東京から駆け付け、この日は次女理恵さん、三女理沙さんもスタンドから観戦した。故障が完治していない小久保、斉藤、川崎の愛弟子たちも7日はベンチ入りする。プロ野球人生50年、日本球界を支え続けた「王貞治」が最後のグラウンドに立つ。【中村泰三】