ドジャース大谷翔平投手(31)が、明確な打席ごとの改善で決勝打をマークした。ブレーブス戦に「1番DH」で出場し、4打数1安打。5回2死二塁からメジャー屈指の左腕クリス・セールの内角ツーシームを引っ張り、右前に運んだ。これが決勝打となり、チームの2連勝に貢献した。
今季既に6勝を挙げ、通算151勝で24年のサイ・ヤング賞投手を相手に第1打席から苦しんだ。カウント1-2から98・3マイル(約158キロ)の外角低めフォーシームを決められ、見逃し三振。間合いを制され、1球もバットを振れなかった。セールは2ストライクからの被打率1割1厘で、追い込まれてからでは確率が低い。大谷は3回の第2打席で初球からスイング。ファウルとなり、2球目のツーシームにバットを折られ、遊ゴロで凡退した。
徐々にアプローチが改善され、第3打席も初球の内角球をスイング。ボールゾーンに外れていたが、積極的に引っ張った当たりが、右前への貴重な一打となった。前カードのアストロズ戦で自己ワーストとなる25打席連続ノーヒットのトンネルから抜け出し、これで2試合連続安打。決勝打を放った大谷に対してロバーツ監督は「2死からのヒットで、オオタニが大きな1本を打ってくれて良かった。彼はいい状態に向かっている。明日も楽しみだ」と期待を寄せた。
6回に3番フリーマンがソロ本塁打を放ち、追加点を挙げた。今季リーグ最高勝率タイのブレーブスを相手に、3連戦の初戦で粘り勝ち。ロバーツ監督は「セールは素晴らしかった。長年リーグ最高クラスの投手だし、何とか点をもぎ取り、勝てたのは大きい」とうなずいた。(ロサンゼルス=斎藤庸裕)



