野村カープが「ミス撲滅大作戦」を行った。22日、マツダスタジアムで練習。21日阪神戦でオープン戦15試合を終了し、あぶり出された課題の克服に努めた。すべては26日の開幕中日戦(ナゴヤドーム)で好スタートを切るため。野村謙二郎監督(43)は要所でナインと言葉を交わした。

 まずは、打ち込まれた左腕のアフターケアだ。21日に3被弾し「何が悪いのか分かりません」と話すなど5回6失点の惨状だった篠田純平投手(24)を呼び止める。一塁側フェンスに座って10分以上も話し込み、荷を軽くした。指揮官は「精神的にね。開幕のベンチに入ってマウンドに立つから。『ひきずらずに、いい自分を出してくれ』と話した」と説明。中日との開幕カードに先発予定で、軌道修正を図った。

 通常練習後は、一塁守備で不安を露呈する新外国人ジャスティン・ヒューバー内野手(27=ツインズ)がバント処理の練習を志願し、助言を求められた。オープン戦では日本流の掛け声に戸惑った。米国で捕球した野手の送球先を「ワン、ツー」というところを日本では「ファースト、セカンド」と指示する違いがある。指揮官は「考えて野球をしてくれている。非常に大切なことです」と振り返った。接戦ではわずかなミスが命取りになる。開幕までの貴重な時間を最大限、生かす。【酒井俊作】

 [2010年3月23日9時37分

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