ヤクルト小川淳司監督代行が30日、53歳の誕生日を迎えた。報道陣が用意したバースデーケーキに「地味に生きてきたんで、こういう経験がないんでどうコメントしたらいいか分からないけど、ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべた。
高田前監督に代わって5月27日楽天戦から指揮を執ると、チームは巻き返し最下位から4位に浮上。破竹の10連勝を飾るなど快進撃を見せ、8月24日には最大19もあった借金を完済した。小川代行が指揮した試合に限れば、43勝25敗1分けで、貯金は18。低迷を極めたチームを完全によみがえらせた手腕への評価は高く、現場では来季続投をも推薦する声が噴出している。球団にも、ファンから「代行の肩書を外さないのか」といった監督への昇格を希望する意見が100件以上も寄せられている。
それでも、小川代行は目の前の戦いに集中するだけだ。3位中日には4・5ゲーム差。「これからチームに違う目的意識が入ってくると、もっと大変になる。平常心でやっていきたい」。奇跡の逆転クライマックスシリーズ進出へ、託された仕事を全力で務める。【由本裕貴】
[2010年8月31日8時45分
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