<ロッテ0-2横浜>◇20日◇QVCマリン
横浜が今季初の無失点リレーで連敗を6で止めた。先発したドラフト1位ルーキー須田幸太投手(24)が6回途中無失点。3人の中継ぎ陣が無安打でつなぎ、最後は守護神山口が締めた。尾花監督は「これしかない勝ち方。投手が頑張ってくれました。それに尽きます」と久々の快勝に口元を緩めた。
ヤマ場は6回だった。伸びのある直球を軸に、初回以降は無安打に抑えてきた須田が3四死球で1死満塁のピンチを招き、降板。同じくルーキーの大原慎が登板した。福浦に対し3ボール1ストライクから、高めの直球で勝負。武器であるスライダーがQVCの逆風で曲がりすぎ、「迷うくらいなら腕を振って投げろと言われ続けていたので」と、全力で投じた1球で一ゴロ併殺打に打ち取った。
白星は大原慎に譲ったが、勝ちに等しい投球を見せた須田。ここまで4試合に先発しながら結果が出せずに苦しんだが、前日19日に社会人時代を過ごしたJFE東日本の寮を訪問。「低めに投げるのがおまえの武器と言われて。それを心掛けました」と、原点に返っての投球で、チームに勢いを取り戻した。「勝ち星はつかなかったですけど、いいきっかけになると思う」と自信をつかんだ24歳。次こそはプロ初勝利をつかんでみせる。【佐竹実】



