<ソフトバンク1-2オリックス>◇1日◇福岡ヤフードーム

 オリックスが3夜連続の鷹狩りで痛快な首位いじめだ。ソフトバンクに敵地で同一カード3連勝はダイエー時代の01年6月以来、10年ぶり。取材拒否を続ける岡田監督の声は聞こえなくても、通路を闊歩(かっぽ)する後ろ姿に「どや」と書いてあるようだった。

 ソフトバンク和田には今季4戦3敗。負のデータをキャプテン後藤光尊内野手(33)が1回1死二塁、中前適時打でぬぐった。14試合連続安打のヒットマンで3戦すべて先制に成功。「追い込まれてから打てたのが大きかった。最初、働いてなかったからね」。春先に打率2割を割った男は今季4度目の猛打賞で2割8分4厘まで押し上げた。

 2点目は泥臭く奪った。併殺で走者を失った7回2死から荒金が振り逃げ。悪送球で二塁に進んで伊藤が適時二塁打。「もう1点取ったら楽になると思った。和田さんには今日対戦するまで6打席、全部三振。粘ろうと」。先発中山の粘投を引き出した女房役がバットでも仕事をした。

 上位2強が抜け出し、CS進出をかけた3位争いもアツいパ・リーグ。4連勝で3位楽天にゲーム差なしの4位。後藤は「こういう成績でも3位争いできるのは幸運」と笑う。今日2日からは本拠地で日本ハム3連戦。好調オリックスが“混パ”の主役になる。【押谷謙爾】