巨人渡辺恒雄球団会長(85)は18日、都内で取材に応じ、横浜球団の売却先がゲームサイト「Mobage(モバゲー)」の運営会社ディー・エヌ・エー(DeNA)で決着するという見通しを口にした。TBSホールディングス(HD)はDeNAを含む複数社と交渉を進めているとみられているが、同会長は「(交渉先にモバゲーが)残った。他にいないんだよ」と話した上で「同社で決着するか?」との質問には「その気配だな。と思うよ。オレの勘ではね」との見方を示した。

 野球協約では球団譲渡する場合、11月30日までに実行委員会とオーナー会議の了承が必要となる。仮にDeNAが参入申請した場合に難色を示す球団が出てくる可能性はある。だが、同会長は「反対はないんじゃないか?

 だって、オーナー会議の半数近くが親会社がIT関係とか。昔は鉄道、映画、新聞社だった。主力産業が日本の産業構造の変化と並行して変わってきている」と私見を述べた。

 同会長は、かねて球団保有の条件に品位を挙げ、有名企業への譲渡を望む発言を繰り返してきた。だが、前日17日にもDeNAについて「不満じゃない」と述べるなど、ここへきて同社への関心を深めている。