オリックスが7日、大阪市内で西岡剛内野手(28=ツインズFA)との初交渉を行った。その席で西岡のツインズ移籍時の3年総額925万ドル(約7億4000万円)を超える3年総額7億5000万円(推定)の条件を提示したことが判明した。

 約1時間30分の交渉には、村山球団本部長と前ロッテ球団社長の瀬戸山球団本部長補佐が出席。村山本部長は「中核選手として期待しています」と熱意を伝えた。さらにオリックスグループの総意として、最優先に掲げていることも伝えて「ありがとうございます」という言葉を受け取った。西岡が9月29日にツインズからFAになった際には、24時間以内に最初のコンタクトをとった。西岡の出身地である大阪の球団として、条件面でもライバル球団に負けないものを準備。村山本部長は「大変いいお話ができたと思っています」と口にした。