中日エクトル・ルナ内野手(34)がまた打った。11日、シート打撃で雄太の126キロチェンジアップを振り抜き左翼越えアーチを放った。本塁を駆け抜けると、ゴメスと胸をつき合わすアクションで喜びを表現。これが呼び水となったのか。ゴメスにもアーチが飛び出し、オフを挟み2日連続となるアベック弾だ。

 「いいスイングができた」。右肘の張りで守備は回避したが軽症のようで上機嫌だ。ハグをしたように見せて胸をつき合わす歓喜の儀式は、2人が所属するドミニカ共和国のチーム「アギラス」でもお決まりだったようで「弟と俺とゴメスの3人でやっていたんだ」とニヤリ。弟のオマール・ルナ内野手(27)の存在を明かしたルナは「森さん(ヘッドコーチ)にも紹介したよ。来年くらい来るんじゃないか」と笑顔で新助っ人情報を暴露した。