お騒がせ男に似ている!?

 中日の新外国人アマウリ・リーバス投手(29=台湾・統一)が13日、来日後初の打撃投手を務めた。森野、藤井に計58球を投げ、ボール35球と荒れまくったが、安打性は1本と“怪投”。スライダーとチェンジアップも試し「どんどん投げさせてもらって感覚を取り戻していきたい」と意気込んだ。

 ネット裏からは、元巨人バルビーノ・ガルベス似の声が飛んだ。阪神飯田スコアラーは「今日は左打者だけだったけど右打者だとこわいと思う。内角にどんどんシュート系を投げてくるところがガルベスに似ている」と分析。96年にテスト入団し、いきなり16勝で最多勝の先輩に、成績でも近づきたいところだ。

 ガルベスといえば激しい気性でも知られ、降板直後に審判団へボールを投げつけたシーンは今でも語り草。リーバスは「その人のことは知らないけど、僕はルールを守る。そんなことはしないよ」と苦笑いで、本家との違いを強調した。