日本ハム先発の達孝太投手(22)が故郷大阪凱旋(がいせん)勝利を逃した。京セラドーム大阪はプロ5年目で初登板も、6回103球を投げ5安打3失点。1点ビハインドでの降板となった。1点リードの4回無死一塁で森友に2ランを浴び逆転され「本塁打を許した1球が悔やまれる」と振り返った。
内角低めに外しにいったフォークがストライクゾーンに入り、すくいあげられた。「絶対ゾーンに投げてはいけないという意識が強すぎて逆に突っ込んでゾーンに入ってしまった」。その上で「一歩冷静になってコントロールしないといけなかった」と、反省した。
完璧を目指すがゆえに、微妙なズレが出た。2回に先制点を献上した場面は1死から森友に四球を与えたところからピンチを招いた。「フォアボールが失点につながったことは、前回登板から続いている。慎重にいきすぎてるなとも思う。打たれたくないから初球からいいところに投げようとして、だんだん厳しくなってくる」。故郷で学んだ教訓を、次に生かす。
新庄監督は「達君はそんなに悪くなかった」。達自身も「悪いイメージはない。続けていければ」。最速155キロと出力も上がってきた。収穫と課題を整理し、出直しを図る。【永野高輔】



