ソフトバンクが9回に2点差をひっくり返し、今季初のサヨナラ勝ちを決めた。ロッテのクローザー横山から、先頭の栗原が飛距離130メートルの特大9号ソロを右翼席へたたき込み1点差に。2死一塁で牧原大の初球に一塁走者野村が二盗を決め得点圏へ。牧原大の左前へ落とす二塁打で同点に追いついた。

決めたのは谷川原健太捕手(29)。横山の直球を右翼線へ運ぶサヨナラ二塁打。「めっちゃうれしかった。サヨナラは人生初ですね」。初めて味わうナインの手荒い祝福を味わった。ベンチにはまだ勝負強い川瀬も残っていたが、首脳陣は谷川原にかけた。「代打もよぎったんですけどね。普通なら名前コールされたら(声援が)ドカーンとくるんですけど、僕だったんで」と、スタンドの声援が小さいことを感じ「いい意味で期待を裏切ろうと思った」とさらに燃えた。

小久保監督も「よく打ちましたね」と笑顔でほめた。エース上沢が6回に突然崩れ5失点で逆転を許し、負ければ嫌なムードになるところだった。指揮官は「3連戦の初戦をずっと取れていない中で大きな勝ちだった」と喜んだ。首位オリックスが勝ち3・5ゲーム差は変わらないが、チームの流れの転機となりそうなサヨナラ勝ちとなった。

▽ソフトバンク野村(9回2死から二盗を決め)「いいスタートが切れました」

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