<K-1ワールドGP1回戦>◇14日◇東京・両国国技館

 8年ぶり参戦のミルコ・クロコップ(37=クロアチア)が辛くも1回戦を突破した。米国キック界で24戦無敗のランディ・ブレイク(25)と対戦。初回は2-0でリード。2回に下腹部付近への右前蹴りで、相手は股間(こかん)を押さえたもののダウンの判定。しかし、最終3回には逆にローブローを謝った直後に右ストレートを浴びてダウン。冷や汗ものの2-0判定勝ちとなった。「蹴りはおなかに入った。3回は謝ったのに殴られ、ショックだった。練習とは違うタイプの相手だった。次は相手を見て練習する。勝ったことが第1」と安堵(あんど)していた。