国内最速プロ7戦目での世界王座獲得を目指すWBC世界ミニマム級10位の井岡一翔(21=井岡)に「本番仕様」のリングが届いた。27日、大阪市内の所属ジムでスパーリング。新調されたリングは約200万円の国内製で、一辺の長さは6メートル。これまでより約1メートル長く、「18フィート(約5・48メートル)以上24フィート(約7・31メートル)以下」という公式規定に合致する。広くなったメリットは大きい。「前のリングでは、後ろにワンステップすればロープに詰まったり、イメージした動きと重ならなかったりした」と井岡は話した。キャンバスの感触を確かめつつ、軽快な動きを見せた。