WWEで初めてとなるピエロの扮装(ふんそう)と顔のペイントで話題を呼び、新日本にも参戦したマット・ボーンさん(55=米国)が28日(日本時間29日)の朝、米テキサス州プラノの愛人宅で亡くなっているのが発見された。死因は明らかにされていない。ボーンさんは父でプロレスラーの故トニー・ボーンさんの指導を受け、80年にデビュー。全米各地でタッグ王座を獲得するなど活躍した。85年2月にWWE入りすると、同年4月のMSG大会では藤波辰爾とも対戦した。92年1月からピエロのドインク・ザ・クラウンに変身し、異色派として人気を集めた。(デーブ・レイブル通信員)