<ノア:福岡大会>◇16日◇福岡市・博多スターレーン◇1700人

 ノアのGHCヘビー級王者KENTA(32)が、7度目の防衛に成功した。

 同タッグ王者、マイキー・ニコルス(28)の王座初挑戦を23分5秒、三角絞めから必殺技のGAME

 OVERでギブアップを奪い、勝利した。7度の防衛は故三沢さんや小橋らに並ぶ年間最多記録だ。偉業を達成し「(V7を)誇りに思い、戦っていきたい」と熱かった。

 新記録がかかるV8戦は、ヘビー級戦後に名乗りをあげたダイヤモンドリングの中嶋勝彦(25)が濃厚だ。GHCジュニアヘビー級王座をかけた試合など、数々の死闘を演じてきただけに、相手に不足はない。中嶋の「僕ともっと心に残るプロレスをしませんか。挑戦を受けて下さい」の問いに、KENTAは「ずっとお前が来るのを待ってたよ。逃げる理由は1つもない。やるならやってやる」と応じ、闘志を燃やしていた。