大関稀勢の里(28=田子ノ浦)は、あまりにもあっけなく、妙義龍に寄り切られた。立ち遅れ、体がふわっと浮く。前に踏み込めもしなかった。

 初日からの連敗は、大関2場所目の12年春場所以来3年ぶり。「いい調整ができた」と自信を持っていたが、大きく出遅れた。支度部屋では「あーっ!」と叫び声を上げるだけ。7度の質問にも応じることができなかった。