西前頭11枚目の石浦(27=宮城野)が、同13枚目の大翔丸(25=追手風)を下して5勝4敗と白星を先行させた。

 呼吸が合わず2度目の仕切りとなった立ち合いで、左に変わって肩透かし。「相手が1回待ったして(自分が)どう来るか見ている感じだったので、逆に動いてやろうと」としてやったりだった。

 支度部屋では隣に座っていた出番前の玉鷲が、報道陣に交ざって「先場所と比べて、どこがいいですか?」と質問する一幕も。その玉鷲に「前に出る意識がいい」と褒められると「(玉鷲は)たまに良いこと言うんです。だいたいふざけているけど、たまにその通りだなと思うこともあるので、変な話も我慢して聞いています。9割我慢ですけど」と感謝? していた。