乃木坂46の伊藤万理華(19)が28日、東京・イオンシネマ板橋で行われた主演映画「アイズ」の舞台あいさつに出席した。

 福田陽平監督から「伊藤さんの演技は本当に天才的。その才能をこの作品で世の中に示さなければいけないから、逆に怖かった」絶賛されると、照れ笑いした。共演した俳優山田太一(48)からも「一緒に演技をしていて、アイドルって感じがしませんでした。今までいろいろな女優さんと共演させていただいてきましたけど、伊藤さんも同じように役に入っていた」と称賛された。

 さらに監督が「伊藤さんが次の総選挙…じゃなくて、(乃木坂46の)選抜ですか。その時は、センターに行けるくらいの感じだと思います」と続けると、映画館内は「オオオオオオッ!?」とざわめいた。伊藤は首を小さく横に振り、恐縮していた。

 作品について、「最初は主演という感じがしなくて、初めてお母さんに泣きついたくらい不安でした。だけど、監督さん、キャストやスタッフの方々のおかげで、最後まで演じきることができました。あらためて演技の楽しさを知ることができました」と振り返った。最後に、司会者からひと言を求められると、「この映画、20回見て下さい!」と異例のアピールで笑わせた。