SKE48高柳明音(23)が映画初主演を務めた「浄霊探偵」(都築宏明監督)の初日舞台あいさつが18日、東京・池袋のシネマ・ロサで行われ、高柳やダブル主演の今野悠夫(36)らが登壇した。

 霊を浄化して霊界へ送り返す「浄霊師」をテーマにした物語。撮影中の恐怖エピソードを聞かれた高柳は「夜、お手洗いに行ったら、電気が付かなくて怖かった。でも、電気が切れていただけでした」と苦笑いで振り返った。

 一方で、高柳は笑えない事実も明かした。実際の浄霊師で、出演もしている神島千尋氏(49)から、「君は黒い大きなものを背負いすぎているから、このままだと消えるよ」と警告されたという。神島氏は「『よくこれで立ってますね』というぐらい、背中に矢が刺さってる状態。体が軽くなるから、本当は邪気払いをした方がいい。でも、それをあまりにいっぱいいただいているのが高柳さん」と、あまりに救いのない宣告。高柳は「霊より怖いですよね。でも、半年たって、まだ消えてないのでよかった」と自分に言い聞かせるように話していた。

 撮影中のエピソードを聞かれた今野は、屋外の撮影で動物の鳴き声がうるさかった話を披露した。「特に鳥がひどかったんですよ」と明かすと、鳥が大好きで「ちゅり」の愛称を持つ高柳は「と、鳥?」と過剰反応。今野が慌てて「鳥は良かったんですけど、犬が…」と言い直し、場内は爆笑に包まれていた。

 ほか鈴木かなえ(27)田中絵瑠(22)日下裕江(32)上月せれな(16)タナカハルナ(26)都築監督が登壇した。