SKE48松井珠理奈(18)が21日深夜、東京・有楽町のニッポン放送で「AKB48のオールナイトニッポン」に出演し、AKB48との兼任を解除し、SKE48専任になることを発表した。

 総合プロデューサー秋元康氏、AKB48次期総監督の横山由依(22)が立ち会いのもと、「1つ決心しました。SKEとAKBを兼任させていただいていたんですけど、SKEの専任、SKE1本で行くことを決めました」と、自分の口から明かした。

 秋元氏には1年前から相談していたという。「私はSKEがすごく大好きで、今、本当にかわいい後輩もたくさん入ってきた。ちゃんと自分の背中を見せたいという思いがあった」。ともにグループの看板を背負ってきた松井玲奈(24)が8月に卒業したことも、専任への思いを強くした理由という。

 松井は12年に48グループ最初の兼任メンバーとして、SKE48チームSと、AKB48チームK双方に所属した。昨年3月8日、17歳の誕生日には、両チームで生誕祭公演をはしごするなど、前人未到の挑戦をした。

 松井は「SKEの最初の目標が、AKBを超えることだった。AKBを焦らせたい」とあらためてライバル宣言をした。横山は「今もうちょっと焦ってますけど(笑い)。姉妹グループがすごく頑張っているのを見ているから」と、本音を明かした。

 兼任終了時期は決まっておらず、秋元氏は「まだ何も決めてないよ。48グループはちゃんと決めないで発表するから」と話した。現在チームKの公演は行われておらず、松井は「新しい(チームKの)公演は出られたらいいなと思う」と希望を明かした。